国語の学習について アンケートにお答えします
◆書くのが好きだけれど読みが苦手
読みのよくできる子どもは、一般に語彙が豊かだと
言えます。子どもたちは語りかけの積み重ねや本との出会いを通して、数多くの語彙を獲得します。国語力とは読む・書く・聞く・話すの4つの力の総合力と考えられていますが、これらのベースとなるものがことばの量=語彙力といってもよいでしょう。
◆漢字の書き順がでたらめである
ひらがな・カタカナ・漢字とも、導入部分では必ず書き順番号が入っています。ここの部分は、声に出して番号を言いながら書くよう指導しています。書き順も鉛筆の持ち方も、ちょっと油断するといつのまにか変わってしまいがち。定着するまで根気よく目をかけ声をかけてあげましょう。
◆国語の7A6A、絵を見て判断しているため、文字を読むことと繋がっていない
教材のねらいは、まず絵から入って文字につなげることです。最初は絵を見て判断してかまいません。
その際、お子さんの視野に必ず文字の部分も入っていますから。楽しく学習できていれば心配は要りません。
◆文章を読み解く力をつけてほしい
ことばの数が増えてくるにつれて、文を読むスピード=速読能力が高まってきます。それは語彙が多いために、文章を読み解く手がかりが豊富であるということです。多くの本を読めば、ことばの数も自然に増えます。ぜひお子さまの読書環境に気を配ってあげてください。
◆中学生、かなり先に進んでいるが学校の授業に役立っているか心配
公文式の目標の一つは、中学・高校へ進んだときに困らないだけの学力を身につけることです。つまり、学習の成果が一層発揮されるのは、中学・高校へ行ってからだともいえるでしょう。学習内容や、学校側が成績を判断する基準との関係で、成果が見えにくいこともあります。その場合も、落胆したり、あせったりする必要はありません。学校の授業をおろそかにしないことは勿論ですが、定期テスト前は自分でしっかり勉強しましょう。実力テストはまったく心配いりません。
◆漢字が苦手です
苦手な原因はさまざま。 書くのが面倒くさい子、中には漢字の形が捉えにくいタイプの子もいます。漢字はまず読めることを大切に。教材が進むうちにだんだん抵抗がなくなるようです。
◆国語、読むには読んでいるが、意味はわかっているのか心配
国語においても音読は大事です。幼児、低学年のお子さまや、黙読で意味がつかみにくい場合は、教材を音読するようにしましょう。 一人で読むのが難しい場合は、年齢にかかわりなく読み聞かせをしてあげましょう。 耳から目からたくさんの文章に触れることで、イメージ読み(お話の流れや情景を思う浮かべながら読む)が目指せます。
◆わからない言葉がよくでてきます。辞書を引かせた方がよいですか?